2003年12月05日

竹小舞を掻く

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住宅に使われる壁の下地というと、合板やプラスターボードなどの面材が広く使われています。釘で打ち付けてとめる乾式工法というものです。しかも釘打ち機といって、バンバンバンと鉄砲のように機械で打ち付けることもできます。
しかし、湿式工法の土壁の家では、下地となる割竹の竹は釘打ちでは割れてしまいますから機械で止めつけるわけには行かず、小舞い掻きはすべて手作業です。裂いて作った割竹をタテヨコにワラ縄でくくりながら編んで行きます。

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くくるために使うひもや縄はワラや麻、シュロなどですが、作業性からはすべりのよい、ビニールひもを使かっているところもあるそうです。ただし、どうもビニールひもはすべりが良いので作業性はよいらしいのですが、付着しずらいこともあって土との相性は悪いらしく、土が剥離しやすいという話を聞きます。下地といえども自然素材でないとうまくないというのは、理屈で云々以前にやっぱりね〜、といった感じがしますね。

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柱に梁と貫、そして細かく編まれた竹小舞、なんともいえない光の感じです。このままの状態を土で隠してしまうのがもったいないですね。
posted by 太郎丸 at 16:40| 東村山の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする