2003年08月06日

水盛り遣り方

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敷地に建物の建つ位置を正確にしるすための基準を作ります。地縄より一回り大きく柵を巡らします。この作業を遣り方(やりかた)と呼びます。ここでは建物位置の確認がもっとも重要ポイントです。屋根が隣地へ飛び出てしまうかもしれませんからね。

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柵となっている板を遣り方貫(やりかたぬき)といいますが、この上端を水平にするためにレベル(水準器)をのぞきながら同じ高さで遣り方杭に釘打ちします。これで建物の高さの基準が決まりました。例えば、基礎天端より15cm高い位置などにしたりします。ここでは写真右側に多少下がり気味に傾斜した敷地でしたので、高さの基準の決め方に注意しました。
遣り方貫に通り芯(柱の中心の位置)を印しています。黄色の水糸がピンと張られていますがこれが通り芯となり、土をどの程度掘るのかを計るときなどの高さの基準となるのです。ちなみに、遣り方杭の頭をV字にしているのはイスカ切りといって、杭頭に何かぶつかったかなどが後で分るように、また注意を促す意味もあるようです。
posted by 太郎丸 at 11:11| 東村山の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする