テスト送信2018-0302
2018年03月02日
2014年11月04日
完成:家と道との関係づくり

外構工事もようやく終わりました。
道路に面しては、生垣など柔らかく境界際を作るという方法がありますが、ここでは格子壁とパーゴラを方形屋根の建物本体に付属する下屋のように建物と一体のデザインとして設けました。

道に面しては、透けていながら、自らの敷地に対しては領域を明確にして、しっかりと守るという考えです。格子であるために道に対しては圧迫感もなく、外観上の一番の特徴になっています。
内庭側にはツタ類などを植えていただきましたので、2〜3年で格子に絡みつき、柔らかい雰囲気を一段と高めてくれるものと期待しています。
(2004.03.30)
2004年01月04日
板金による「際」の処理

雨仕舞いのために、今では板金はなくてはならない材料です。窓廻りや土台、梁、見切り枠などの水切り。雨押えや笠木など、上から直接木に雨が当たることを避けたい部分に板金を巻きます。ここではカラーステンレスを使っています。

板金は雨が当たるのを防ぎ、雨水を裏に廻しこまずその先端で切ることが目的ですから、その先端の形状がポイントで、普段は単純に直角に折り曲げて水切りとしていますが、風基建設さんの場合は、玉縁といって先端を丸く曲げ、細くシャープに見せる納まりに仕上げてくれています。
(2004.02.14)
外壁板張り完了

塗装した板が張りあがりました。写真のアングルからはほとんどが板張りの住宅に見えますね。戸袋にも外壁と同じように目板張りという張り方をしています。
塗装してから時間がたつにつれて色合いが落ち着いてくるように感じます。

この日は、専門雑誌編集の方が「土壁」の取材で来られましたが、外観は木のボリュームの方が多いのでちょっと的が外れたようです。でも本来は土を保護する目的では、木を張ることが素直な方法なんですけどね。まだ、仕上げていない土壁部分の写真を何枚も撮られていました。でも雑誌にはチョロっとしか載っていませんでしたね。
取材は、建築基準法の告示の中で土壁が新たに取り上げられたことへの対応について実務者への意見を聞くことが目的でした。(2004.02.16)
※土壁に関する関連記事は木の家ネットの「ココ」。
2004年01月03日
中塗り土・漆喰仕上げ

内部の仕上げ工程も追い上げの状況になってきました。
土壁も中塗り土を塗って、仕上げ塗り前の平らな下地面にしていきます。

中塗り土がある程度乾いてから、その乾き按配をみて仕上げの漆喰塗りです。
木の色と漆喰の白色。ようやく仕上がってきたという感じです。
(2004.02.19-23)